VISION
Fund
2号ファンド
2
2021.4に九州地域の大学発スタートアップに加え各地域の大学発・リアルテック系スタートアップへの投資・支援を目指し約32億円でファーストクローズ。2022.3に約70億円でファイナルクローズしました。
GP:QB2パートナーズ有限責任組合・NCBベンチャーキャピタル
OPEN
「あらゆる水上モビリティを自律化し海に道をつくる」というミッションを掲げ、AIとロボティクス技術で既存の小型船舶にも後付け可能な自律航行システムを開発するスタートアップです。
自律航行システムの社会実装を通じて水上オンデマンド交通の実現や、船舶事故の減少、船員不足等の社会課題解決を目指しています。
OPEN
九州大学 工学研究院 応用化学部門 星野友教授らが開発した、高効率にCO2を回収可能な高分子材料を基に、排ガス源や空気中等からCO2分離回収し濃縮する装置を開発するスタートアップです。
OPEN
東京農工大学や北海道大学の技術を基盤として、「ミトコンドリア製剤」という革新的なモダリティの開発を進めるバイオベンチャーです。
ミトコンドリアは、体内のエネルギーの90%以上を産生する細胞小器官で、脳、心臓、筋肉、腎臓といったエネルギーを多量に必要とする臓器に多く存在しています。体内にあるミトコンドリアの機能が低下することで、様々な疾患が生じることがあり、ルカ・サイエンスが開発をしている「ミトコンドリア製剤」を投与することで、それらの疾患が治療できる可能性があります。
ルカ・サイエンスの「ミトコンドリア製剤」は、日本の大学の技術を活かした革新的なモダリティとして、次世代の医療に貢献していくことが期待されます。
OPEN
インフラ構造物点検用のロボットやドローン等を開発しており、福岡大学や東京工芸大学とも連携している大学関連ベンチャーです。
近年、インフラ構造物の老朽化が進んでおり、その点検強化の必要性が叫ばれる一方、技術者の高齢化や減少により、点検を継続的に実施していくことが困難な状況になってきています。とりわけ、電灯や道路標識等の道路付帯物は全国に莫大な数が存在する一方、利幅が小さいため、既存の点検事業者のインセンティブが低く、点検体制の維持が課題となっています。
オングリットHD の開発品は、点検業務における省人化や効率化を実現可能とするものであり、社会インフラの維持への寄与が期待されます。