VISION
Fund
2号ファンド
2
2021.4に九州地域の大学発スタートアップに加え各地域の大学発・リアルテック系スタートアップへの投資・支援を目指し約32億円でファーストクローズ。2022.3に約70億円でファイナルクローズしました。
GP:QB2パートナーズ有限責任組合・NCBベンチャーキャピタル
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「あらゆる水上モビリティを自律化し海に道をつくる」というミッションを掲げ、AIとロボティクス技術で既存の小型船舶にも後付け可能な自律航行システムを開発するスタートアップです。
自律航行システムの社会実装を通じて水上オンデマンド交通の実現や、船舶事故の減少、船員不足等の社会課題解決を目指しています。
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常染色体優性(顕性)多発性嚢胞腎に対する低分子医薬品および慢性腎臓病に対する細胞医薬品を開発する京都大学発ベンチャー企業です。
疾患特異的iPS細胞によるヒト疾患モデルから探索をした低分子化合物治療薬と、iPS細胞由来ネフロン前駆細胞(iNPC)による慢性腎臓病の他家細胞療法の2個のパイプラインを保有しております。当低分子化合物は2024年10月現在、久留米大学を始めとした全国8施設でフェーズ2試験中であり、今後のさらなる発展が期待されております。
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新たな交通システムとして自走型ロープウェイ「Zippar(ジッパー)」を開発する慶應義塾大学発スタートアップです。
「Zippar」はロープウェイ機構を採用する事で軽量化を実現し、既存の道路上に道路拡張を伴わず建設を可能にした事と、既存のロープウェイと異なりキャビンが自走する仕組みを採用する事でカーブ・分岐走行を可能にした事で、既存道路上のデッドスペースを利用する新たな交通システムとなります。Zip Infrastructureは「Zippar」の導入を通じて世界の都市部で多くの経済損失を生んでいる渋滞問題の解決を目指します。
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北海道大学 伊藤肇教授らが開発した、ボールミル装置と独自開発触媒の組合せによるメカノケミカル技術を基にしたスタートアップです。本メカノケミカル技術は、有機合成反応において大幅な溶媒削減を可能とするだけでなく、従来の溶媒反応に比べ大きな反応速度を誇り、高い生産性を可能とする画期的技術です。本メカノケミカル技術は、化学工業、製薬業等で幅広く使用される基幹技術の有機合成を革新し、それら産業を大幅に発展させる可能性を有します。
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羊膜加工シート等のコラーゲンマトリックスを足場とした優れた再生医療等製品を開発・製造・販売する再生医療ベンチャー企業です。
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核酸医薬の中でもsiRNA(small interfering RNA)に着目し、がんや遺伝性疾患等の医薬品開発を目指すスタートアップです。
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熊本大学 田邉将之助教らが開発した、薄型・フレキシブルで安価に大量生産可能な超音波エコープローブを、メディカル・ヘルスケア用途向けに開発するスタートアップです。
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兵庫県立大学 佐藤邦弘特任教授らが開発した、半導体や電子部品等の表面形状や平坦度を、高分解能・大面積・ワンショットで測定可能な装置を開発するスタートアップです。
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半導体や電子部品等の微細加工用レーザ発振器の開発、製造を行うスタートアップです。高品質な微細加工を実現する上で重要となる、レーザのパルスや波長の面で、従来技術を凌駕する世界初のピコ秒・深紫外レーザ発振器の開発に成功しており、これまでに大阪大学との共同研究や、レーザ発振器を含む加工装置の開発を目的とした東京大学との連携実績も有しています。
スペクトロニクスのレーザ発振器は、九州でも盛り上がりを見せる日本の半導体業界の発展に貢献することが期待されます。
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京都⼤学iPS細胞研究所(CiRA)の池⾕真准教授のiPS細胞から⾼品質な間葉系幹細胞(MSC)を作製する技術、佐賀⼤学医学部の中⼭功⼀教授のMSCから⼤きく強度の⾼い軟⾻組織を作製する技術を基盤として、変形性膝関節症(OA)を対象とした再⽣医療としての実⽤化を⽬指しています。
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大学コミュニティの活性化と大学のファンドレイジング業務をサポートし、デジタルツールの提供と寄付獲得の実行支援を提供しております。
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実験設備を必要としている企業(利用者側)と実験設備を保有している大学や企業(提供側)をつなぐ、日本最大級の研究開発シェアリングプラットフォームを運営しています。
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九州大学 工学研究院 応用化学部門 星野友教授らが開発した、高効率にCO2を回収可能な高分子材料を基に、排ガス源や空気中等からCO2分離回収し濃縮する装置を開発するスタートアップです。
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ウイルスが増殖する際に利用する宿主(ヒト)因子を抑制するという新しいメカニズムにより、様々なDNAウイルスやRNAウイルスに対して抗ウイルス効果を発揮する低分子医薬品を開発しているスタートアップ企業です。
子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)と尋常性疣贅(ゆうぜい)(イボ)に対する開発ついて、臨床試験を開始しており、未だ有効な薬が開発されていないウイルス感染症への治療薬の開発を目指しております。
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慶應義塾大学医学部と名古屋工業大学の研究成果をもとに、指定難病である、網膜色素変性症に対する遺伝子治療薬の開発を行っているスタートアップ企業です。微生物型と動物型のロドプシンの特徴を併せ持つ、キメラロドプシンを用いることで昼夜問わず高感度な視覚再生を目指す遺伝子治療薬を開発しており、今回の資金調達により日本でのP1/2相試験を実施し、未だ治療法の無い網膜色素変性症に対する治療法を1日でも早く提供できるよう開発に取り組みます。
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世界で初めて、細線幅/高導電率/高基板密着性などの金属配線を、量産レベルで製造可能な技術の開発に成功しており、強化されつつある欧州の環境規制に対応可能な、省資源・省エネルギー技術を保有する、東京大学発のスタートアップ企業です。
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ダイヤモンド材料による半導体デバイスの研究開発において世界をリードする、早稲田大学 川原田教授の研究成果を基に設立されたスタートアップ企業です。
電力、交通、通信等様々な分野で実装が進む次世代パワー半導体の中で、ダイヤモンドは究極の半導体と呼ばれ、その社会実装が期待されています。PDS は、パワーデバイス、高周波デバイスを端緒としたダイヤモンドデバイスの開発を進め、日本が強みを持つ次世代半導体デバイス分野を牽引すると共に、高機能な次世代半導体デバイスにより、電動化や再生可能エネルギー導入促進等への貢献を目指します。
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「人の豊かさを”歩く”で創る」というミッションを掲げ、靴の中に取り付ける振動デバイスとスマートフォンアプリによる視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステムを開発する、HONDA発のスタートアップ企業です。
創業者の原体験に基づく熱量と、高い技術力を活かした全く新しい歩行ナビゲーションシステムの社会実装を目指しています。
Ashiraseの製品や事業は社会性が高く、視覚障がい者のQOLを大きく向上させる他、SDGs(10:人や国の不平等をなくそう、11:住み続けられるまちづくりを 等)への寄与も期待されます。
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養殖漁業生産者の課題を解決するために、AIやIoT、衛星リモートセンシング等のテクノロジーを提供し、持続可能な水産養殖を地球に実装することを目指すスタートアップ企業です。
世界で海洋資源の保全が叫ばれる中、養殖漁業の生産量が増加する一方、養殖漁業生産者は、餌等のコスト、赤潮のリスク等の課題を抱えています。ウミトロンは九州大学や宮崎大学等との連携の下、開発製品群の実証を経て、国内外にて販売実績を有しており、当社製品群の普及による養殖漁業の課題解決はもとより、SDGs(目標14:海の豊かさを守ろう)への寄与も期待されます。
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東京農工大学や北海道大学の技術を基盤として、「ミトコンドリア製剤」という革新的なモダリティの開発を進めるバイオベンチャーです。
ミトコンドリアは、体内のエネルギーの90%以上を産生する細胞小器官で、脳、心臓、筋肉、腎臓といったエネルギーを多量に必要とする臓器に多く存在しています。体内にあるミトコンドリアの機能が低下することで、様々な疾患が生じることがあり、ルカ・サイエンスが開発をしている「ミトコンドリア製剤」を投与することで、それらの疾患が治療できる可能性があります。
ルカ・サイエンスの「ミトコンドリア製剤」は、日本の大学の技術を活かした革新的なモダリティとして、次世代の医療に貢献していくことが期待されます。
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広島大学の田原栄俊教授による研究成果をもとに、新規のモダリティである「マイクロRNA医薬品」の開発を進めるバイオベンチャーです。
1つ目のパイプラインとして、がん細胞を老化させて殺傷する効果を持つ「MIRX002」というマイクロRNA医薬品を開発しており、がんの一種である、悪性胸膜中皮腫を対象疾患として、広島大学病院での医師主導治験が実施中です。
PURMX Therapeutics の開発するマイクロRNA医薬品は、次世代の新規のモダリティとして、世界のがん治療に貢献していくことが期待されます。
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インフラ構造物点検用のロボットやドローン等を開発しており、福岡大学や東京工芸大学とも連携している大学関連ベンチャーです。
近年、インフラ構造物の老朽化が進んでおり、その点検強化の必要性が叫ばれる一方、技術者の高齢化や減少により、点検を継続的に実施していくことが困難な状況になってきています。とりわけ、電灯や道路標識等の道路付帯物は全国に莫大な数が存在する一方、利幅が小さいため、既存の点検事業者のインセンティブが低く、点検体制の維持が課題となっています。
オングリットHD の開発品は、点検業務における省人化や効率化を実現可能とするものであり、社会インフラの維持への寄与が期待されます。
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IoT やAI 等の技術を基に、養豚生産管理ソフトウエアである「Porker」を始めとした、養豚生産者の生産性向上やコスト削減を実現する製品群を開発するベンチャーです。
日本の養豚業は、欧米に比べて生産性が低く、また高コストである一方、大きな改善の余地があります。Eco-Porkは、鹿児島大学との連携の下、養豚が盛んな鹿児島県において開発品の実証試験を行い、開発品の早期上市を目指しています。Eco-Pork の製品により、養豚の自動化や生産性向上が進み、更には豚肉市場全体の振興が期待されます。
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九州工業大学出身の倉原氏が2016 年に起業したベンチャーで、九州工業大学と当社の地上局プラットフォームStellarStation の開発推進を目的とした連携の実績があります。
地球観測や衛星通信のための人工衛星の急増が見込まれる中、インフォステラは人工衛星と地上局との接続に係る労力と時間を大幅に削減可能なStellarStation を開発しました。
インフォステラのStellarStation は、宇宙ビジネスにおける重要インフラになり得、宇宙ビジネス発展への貢献が期待されます。
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「ペットボトルからペットボトルをつくる」、「服から服をつくる」再生ポリエステル製造事業や、再生材を使用した製品の製造・販売事業等を行うベンチャーです。
これまでに、使用済み製品の回収から、輸送、再生材の製造(リサイクル)、流通、販売および、再生材を使用した製品のブランディングとマーケティングに至るまで製品のサプライチェーンをパートナーと共に構築してきました。
PETのケミカルリサイクル技術の商用化にも成功しており、SDGs が注目される昨今において、持続可能な社会の実現への寄与が期待されます。
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慶應義塾大学 医学部 中島大輔 助教らが開発した、汗中の乳酸量を簡便かつ低コストに測定・可視化するウエアラブルデバイスの事業化を目指すベンチャーです。本ウエアラブルシステムにより、心臓リハビリテーション中の簡便かつ低コストな運動負荷量測定が可能となり、心臓リハビリテーションの普及が期待されます。
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日本大学 生物資源科学部枝村一弥 教授、久留米大学 医学部 動物実験センター塩澤誠司 准教授らが開発した、世界で唯一の臨床応用可能なイヌiPS 細胞作製技術の事業化を目指す大学発ベンチャーです。