出資先である株式会社JCCL(以下、JCCL)が、減圧蒸気スイング型CO2回収装置(VPSA1)、及びCO2分離膜性能評価装置(VSS1)の販売を開始しますので、お知らせいたします。
VPSA1は、調湿されたCO2含有ガスを固体吸収剤に供給してCO2を吸収させ、相対湿度が 自動制御された減圧蒸気を定量供給することで、1日2kg程度のCO2を97%以上に濃縮・回収できる装置であり、自社で開発した吸収剤の性能評価や小規模・低コストなCO2回収装置設計に活用可能です。
VSS1は、CO2分離膜に、調湿されたCO2含有ガスを流し、透過側を減圧、蒸気供給することで膜の性能を評価する装置であり、透過側に流す減圧蒸気の供給量や相対湿度を自動制御し、濃度13%のCO2を1ヶ月以上安定して97%以上に濃縮できることを確認しています。DACや排ガスからのCO2回収のために自社で開発した分離膜の性能評価やCO2回収装置の設計に活用可能です。
詳しくはこちらをご覧ください。(NewsRelease240524)
JCCLのプレスリリースはこちら(PR TIMESのHPにリンクします)